おもちゃの片付けに仕切り収納を使うと、種類ごとに分けて戻せるため、探しやすく散らかりにくくなります。ポイントは、細かく分けすぎず、子どもが見て分かる大きさ・数の仕切りを選ぶことです。
おもちゃの片付けに仕切り収納を使うメリット
仕切り収納は、収納スペースをいくつかに区切り、おもちゃを種類や使う頻度ごとに分けて入れる方法です。箱の中にまとめて入れるだけの収納よりも、必要なおもちゃを見つけやすくなります。
- おもちゃの種類ごとに分けられる
- 小さなおもちゃが混ざりにくい
- 片付ける場所が決まり、戻しやすい
- 収納ケースの中身を確認しやすい
ただし、仕切りを増やしすぎると、片付ける場所の判断が難しくなります。最初は「車」「ブロック」「人形」のように、大きな分類から始めると使いやすくなります。
仕切り収納に向いているおもちゃの分け方
おもちゃは、形や種類だけでなく、子どもが片付けやすい基準で分けることが大切です。次のような分け方から、家庭に合うものを選びます。
種類ごとに分ける
車、電車、ブロック、人形、ままごと用品など、同じ種類のおもちゃを同じ場所に収納します。おもちゃの種類がはっきりしている家庭に向いています。
| 分類例 | 向いているおもちゃ |
|---|---|
| 乗り物 | ミニカー、電車、飛行機 |
| 組み立てるもの | ブロック、積み木、パズル |
| ごっこ遊び | 人形、ままごと用品、ぬいぐるみ |
| 小物 | カード、フィギュア、小さなパーツ |
遊び方ごとに分ける
「作る」「ごっこ遊び」「ゲーム」のように、遊び方で分ける方法です。複数の種類のおもちゃを組み合わせて遊ぶことが多い場合に向いています。
たとえば、ままごとに使う食器や食材を同じ仕切りにまとめると、準備と片付けを一度に行えます。
使う頻度で分ける
よく使うおもちゃは手前や低い位置に、使用頻度が低いものは上段や奥に置きます。すべてのおもちゃを子どもの手が届く場所に置く必要はありません。
頻繁に使うものを取り出しやすくすると、出し入れの負担が減り、片付ける場所も覚えやすくなります。
仕切り収納の選び方
仕切り収納は、子どもの年齢やおもちゃの大きさに合わせて選びます。細かく分類できることよりも、子どもが自分で扱えることを優先しましょう。
大きなおもちゃには大きめの区画を選ぶ
ぬいぐるみや車、ブロックのセットなどは、無理に小さな仕切りへ入れると出し入れしにくくなります。おもちゃを入れたときに、上から見て中身が分かる程度の余裕を持たせます。
小さなパーツにはふた付き収納を使う
カードや小さな部品は、仕切りだけの収納ではこぼれやすいため、ふた付きケースや引き出し式の収納が向いています。パーツが多い場合は、種類を分けすぎず「ブロックの部品」「ゲームの部品」など、使う単位でまとめると管理しやすくなります。
小さな部品は、対象年齢や誤飲の危険にも注意が必要です。乳幼児がいる家庭では、手の届かない場所に置くなど、収納方法を分けてください。
中身が見える収納を選ぶ
透明ケースやオープンボックスなら、収納した後も中身を確認できます。ラベルを読むのが難しい子どもには、文字だけでなく、おもちゃの写真やイラストを貼る方法も使えます。
持ち運びやすい収納を選ぶ
遊ぶ場所が複数ある場合は、取っ手付きのボックスや持ち運べるケースが便利です。ただし、重い収納を子どもが運ぶと転倒や落下につながることがあるため、入れる量を調整します。
仕切り収納で片付ける手順
最初からすべてのおもちゃを細かく分けず、使うものを絞って収納場所を決めます。次の順番で進めると、仕切りが増えすぎにくくなります。
- おもちゃを一度集める。壊れているもの、使っていないもの、部品が足りないものを分けます。
- 大きな種類に分ける。車、ブロック、人形、ゲーム用品など、子どもが判断しやすい分類にします。
- よく使うものを選ぶ。毎日のように使うおもちゃを、手前や低い位置に置く候補にします。
- 収納ケースの大きさを決める。おもちゃを詰め込みすぎず、取り出しやすい余白を残します。
- 仕切りやケースにラベルを付ける。文字が読めない場合は、写真やイラストを使います。
- 実際に子どもが片付ける。片付けにくそうな区画があれば、分類や収納場所を見直します。
片付けが終わったかどうかは、床におもちゃがないかだけでなく、決めた区画に戻せているかで確認します。子どもが迷う場合は、仕切りを減らすか、収納場所を大きくします。
子どもが片付けやすくなる仕切り収納の工夫
仕切りの数を少なくする
「赤い車」「青い車」「大きい車」のように細かく分けると、戻す場所が分からなくなることがあります。最初は3〜5分類程度にし、必要になったときだけ区画を増やします。
一つの区画に入れる量を決める
収納ケースからあふれるほど入れると、取り出すたびに中身が崩れます。区画の高さを超えない量にし、満杯になったら一部を別の場所へ移すか、使っていないものを見直します。
収納場所を子どもの目線に合わせる
よく使うおもちゃは、子どもが見つけやすく、手を伸ばしやすい高さに置きます。高い場所には、保護者が管理するものや使用頻度の低いものを収納します。
片付ける場所を固定する
遊ぶたびに収納場所が変わると、子どもは片付け方を覚えにくくなります。仕切り収納を置く場所を決め、使い終わったら同じ位置へ戻す流れを作ります。
仕切り収納で片付かないときの見直し方
片付けられない原因は、子どもの意欲だけとは限りません。収納の分類や大きさが、実際の使い方に合っていない可能性があります。
- 仕切りの数が多すぎないか確認する
- おもちゃを入れすぎていないか確認する
- 子どもが収納場所を見つけられるか確認する
- 重くて持ち運びにくくないか確認する
- 複数のおもちゃを一緒に使うのに、別々に分けていないか確認する
たとえば、毎回一緒に使うブロックと人形を別の場所に分けると、準備も片付けも複雑になります。この場合は、遊びのセットごとに同じケースへまとめるほうが適しています。
仕切り収納を使うときの注意点
収納ケースや棚は、転倒しないように設置し、引き出しや扉の開閉で指を挟まないか確認します。重いものを高い位置に置くと、落下や転倒の原因になるため、低い位置に収納してください。
また、仕切り収納に入らない大きなおもちゃまで無理に分類する必要はありません。大きなおもちゃは専用の置き場所を決め、小さなおもちゃだけを仕切り収納で管理する方法もあります。
おもちゃの仕切り収納は「分けすぎない」ことがポイント
おもちゃの片付けに仕切り収納を使うなら、まずは種類や遊び方ごとに大きく分け、よく使うものを取り出しやすい場所に置きます。透明ケースや写真付きラベルを使うと、子どもが中身と収納場所を確認しやすくなります。
片付けに時間がかかるときは、仕切りを増やすのではなく、分類を減らすことから見直してください。子どもが迷わず戻せる大きさと数に調整することが、続けやすい仕切り収納につながります。>







