玄関の子ども片付けに役立つグッズは、子どもが自分で戻せる高さと、物ごとの置き場所を決めやすいものです。特に、子ども用のフック、靴を入れるボックス、通園バッグ用の収納、外遊び用品用のかごがあると、散らかりやすい物をまとめられます。
収納を増やす前に、玄関に置く物を「毎日使う物」「外遊び用」「一時置き」に分けると、必要なグッズを選びやすくなります。
玄関の子どもの片付けに役立つグッズ
| グッズ | 片付ける物 | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| 子ども用フック | 帽子、上着、通園バッグ | 子どもが手を伸ばせる高さに設置できるか |
| 収納ボックス・かご | ボール、砂遊び道具、外遊び用品 | 入れるだけで片付く大きさか |
| 靴用ラック・シューズボックス | 子どもの靴、長靴 | 靴を置く段が子どもの身長に合うか |
| 一時置きトレー | 園からの配布物、鍵、名札 | 置く場所と確認するタイミングを決めやすいか |
| ラベル・写真シール | 収納場所の目印 | 文字が読めない子どもでも分かるか |
子ども用フック
帽子や上着、通園バッグの片付けには、子ども用フックが向いています。大人用の収納場所とは別に、子どもが自分で掛けられる位置を作るのがポイントです。
壁に取り付けるタイプのほか、突っ張り式や家具に掛けるタイプもあります。壁に穴を開けられない場合は、取り付け方法と耐荷重を確認し、重いバッグを掛けすぎないようにします。
収納ボックスやかご
ボールや砂遊び道具など、形がそろわない物には、収納ボックスやかごが便利です。細かく分類するよりも、最初は「外遊び用品を入れる箱」のように大きく分けると、子どもが戻しやすくなります。
ふた付きは見た目を整えやすい一方、開け閉めが必要です。子どもが片付けを続けられない場合は、口が広く、投げ入れるだけで済むオープンタイプを選ぶと負担を減らせます。
子ども用の靴収納
靴が玄関に出しっぱなしになる場合は、子どもが置く段を決めたシューズラックや、1人1足分のスペースを作れる収納が役立ちます。
収納に戻す場所が分かりにくいときは、靴の形や色の写真、足形のマークなどを貼る方法があります。靴を何足も出す習慣がある場合は、収納グッズを増やす前に「出してよいのは何足までか」を決めておくことも大切です。
一時置きトレー
園からの手紙、名札、連絡袋などが玄関にたまりやすい家庭には、一時置きトレーが使えます。ただし、トレーに入れたまま確認を忘れないよう、「帰宅後に確認する」「夕食前に空にする」などのルールも決めます。
子どもの持ち物と大人の郵便物を同じトレーに入れると混ざりやすいため、必要なら子ども用と大人用を分けてください。
ラベルや写真シール
片付ける場所を覚えにくい子どもには、収納場所にラベルを付けます。文字が読める場合は「ぼうし」「くつ」などの文字、まだ読めない場合は写真やイラストを使うと場所を判断しやすくなります。
収納の中身を変えたときは、ラベルも貼り替えます。実際の置き場所と表示が違うと、片付けの習慣が定着しにくくなります。
子どもが片付けやすいグッズの選び方
手が届く高さに置けるか
子どもが使う収納は、身長に合った高さを優先します。大人には使いやすい高い棚でも、子どもが届かなければ、片付けのたびに手伝いが必要になります。
フックや靴の収納は、実際に子どもが立った状態で、手を伸ばして無理なく使えるかを確認します。
動作が少ないか
「ふたを外す」「引き出しを開ける」「細かく分類する」といった動作が多いほど、片付けは難しくなります。最初は、掛ける、置く、入れるだけで済むグッズを選ぶと取り組みやすくなります。
子どもが片付けに慣れてから、収納を細かく分ける方法もあります。
玄関に置いても通行を妨げないか
玄関は人が出入りするため、収納グッズを置くときは通路やドアの開閉をふさがないことが重要です。床に置くボックスやラックは、靴を履く場所との距離も確認してください。
避難経路や出入口を狭くする配置は避け、収納を置いた後も家族が安全に通れる状態を保ちます。
倒れにくく、角が危険でないか
背の高いラックや重い収納を置く場合は、転倒しないよう、製品の固定方法や設置面を確認します。小さな子どもがいる家庭では、角が鋭い物や、引っ張ると倒れやすい物にも注意が必要です。
小さな部品や磁石などを使うグッズは、対象年齢や誤飲の危険性を確認し、子どもの手が届く場所に置く物を選びます。
玄関の収納グッズを使う片付け方法
- 玄関に出ている子どもの物を集める。靴、帽子、バッグ、外遊び用品などを一度まとめます。
- 毎日使う物と、ときどき使う物に分ける。毎日使う物は子どもの手が届く場所に置きます。
- 物ごとに置き場所を1つ決める。「帽子はフック」「ボールはかご」のように、戻す場所を迷わない形にします。
- 収納グッズを設置する。通路やドアをふさがず、子どもが実際に使える高さに置きます。
- 子どもと一緒に片付け方を試す。帰宅後にどこへ置くかを実際に行い、使いにくい場合は高さや位置を変えます。
- 数日後に見直す。使われていない収納があれば、物の量や置き場所が合っているか確認します。
片付けが続かないときは、子どもの意欲だけが原因とは限りません。収納が高い、分類が細かい、戻す場所が遠いなど、仕組みが使いにくい可能性があります。
玄関の広さや子どもの年齢に合わせた選び方
玄関が狭い場合
狭い玄関では、床に置く収納を増やすより、壁面やドア裏を活用できるフックなどが向いています。ただし、ドアの開閉や避難時の通行を妨げないかを確認してください。
収納する物を毎日使う物に絞り、使用頻度の低い物は別の場所へ移すと、玄関が散らかりにくくなります。
子どもが小さい場合
文字での表示が難しい場合は、写真やイラストで置き場所を示します。ふたを開ける必要がないかごや、掛けるだけのフックなど、動作が少ないグッズから始めると使いやすくなります。
小さな部品が外れる物や、倒れやすい家具は避け、保護者が安全を確認したうえで使用します。
子どもが自分で準備できる年齢の場合
通園バッグ、帽子、靴などをひとまとめにできる場所を作ると、帰宅後の片付けだけでなく、翌日の準備にも使えます。必要な物を写真やチェックリストで示すと、準備する順番も確認しやすくなります。
玄関の子ども片付けで最初にそろえるなら
最初から多くの収納グッズを購入する必要はありません。まずは、子ども用フック1つ、外遊び用品用のかご1つ、靴を置く場所の目印から始めると、効果を確認しやすくなります。
使う物を子どもの手が届く場所に置き、戻す動作を少なくすることが、玄関の片付けを続ける基本です。数日使ってから、足りない収納だけを追加すると、物に合わないグッズを増やしにくくなります。







