洗濯物を畳まない収納方法は、ハンガーに掛ける、広げたまま入れられる収納ケースを使う、衣類を種類別のボックスに分けるのが基本です。すべてを畳もうとせず、衣類の種類や使う頻度に合わせて収納方法を変えると、片付けの負担を減らせます。
洗濯物を畳まない収納方法
1. ハンガーに掛けたまま収納する
シャツ、ブラウス、上着、ワンピースなどは、洗濯物を干したハンガーのままクローゼットへ移します。取り込んでから畳み直す必要がないため、洗濯物の収納を短時間で終えられます。
洗濯時から収納用のハンガーを使い、乾いたらクローゼットへ移すだけにすると、作業の流れを作りやすくなります。衣類同士の間に少し隙間を空けると、取り出しやすくなります。
ただし、ハンガー収納にはクローゼットやハンガーラックのスペースが必要です。掛ける量が多すぎると衣類が取り出しにくくなるため、使用頻度の低い服は別の場所に分けます。
2. 洗濯物を種類別のボックスに入れる
下着、靴下、部屋着、タオルなどは、畳まずに種類別の収納ボックスへ入れます。見た目を整えるよりも、取り出しやすさを優先したい場合に向いています。
- 靴下は靴下用のボックス
- 下着は下着用のボックス
- 部屋着は部屋着用のボックス
- タオルはタオル用のボックス
ボックスの中で衣類を細かく分ける必要はありません。洗濯物を入れる場所を固定し、家族ごと、または衣類の種類ごとに分けると、探す時間を減らせます。
3. 引き出しにそのまま入れる
シワが気になりにくい衣類は、畳まずに引き出しへ入れる方法もあります。Tシャツや部屋着などを、引き出しの中にゆったり入れます。
引き出しを開けたときに衣類が押しつぶされないよう、詰め込みすぎないことが大切です。引き出しの中に仕切りや小さなボックスを置くと、衣類が混ざりにくくなります。
引き出しに入れる前に、衣類を完全に乾かしてください。湿ったまま収納すると、においやカビの原因になることがあります。
4. 脱衣所に家族別の収納場所を作る
洗濯物を各部屋へ運ぶ手間を減らしたい場合は、脱衣所や洗濯機の近くに家族別の収納場所を作ります。人ごとにボックスや棚を用意し、乾いた衣類をそのまま入れます。
収納場所を一人ずつ分けると、洗濯物を細かく畳まなくても誰のものか判断しやすくなります。各自が自分のボックスから衣類を取り出す仕組みにすると、洗濯後の片付けを分担しやすくなります。
ただし、脱衣所に衣類を置く場合は、湿気がこもらないように換気します。浴室の近くで湿度が高い場合は、通気性のある収納用品を選びます。
5. カゴに一時置きして、使う場所へ移動する
すぐに収納できない場合は、洗濯物を人別・部屋別のカゴに分けて一時置きします。たとえば「大人用」「子ども用」「リビング用」のように分けると、あとで仕分けしやすくなります。
一時置きのカゴは、洗濯物を長期間ためるための場所ではありません。カゴがいっぱいになる前に収納するルールを決め、通気性のあるものを使うと、衣類がこもりにくくなります。
衣類の種類によって収納方法を変える
洗濯物をすべて同じ方法で収納する必要はありません。シワがつきやすい衣類は掛け、シワが気になりにくい衣類はボックスや引き出しに入れると、畳む作業を減らしながら使いやすくできます。
| 衣類 | 向いている収納方法 | 注意点 |
|---|---|---|
| シャツ・ブラウス | ハンガーに掛ける | 衣類同士を詰め込みすぎない |
| ワンピース・上着 | ハンガーに掛ける | 丈に合う収納場所を用意する |
| Tシャツ・部屋着 | ボックスや引き出しに入れる | 詰め込みすぎない |
| 下着・靴下 | 種類別のボックスに入れる | 家族や種類ごとに分ける |
| タオル | タオル用のカゴや棚に入れる | 乾いていることを確認する |
| シワが気になりやすい服 | ハンガーに掛ける | 洗濯表示や素材も確認する |
畳まない収納を続けるための手順
- 洗濯物を取り込む前に、ハンガー収納する衣類と、ボックスに入れる衣類を決めます。
- ハンガーの衣類は、乾いたらそのままクローゼットやラックへ移します。
- 靴下、下着、部屋着などは、決めておいた種類別のボックスに入れます。
- 家族別に分ける場合は、名前や部屋の表示があるカゴへ入れます。
- 収納場所に入りきらない衣類があれば、収納用品を増やす前に、着ていない服を見直します。
収納場所を決めるときは、「洗濯物を取り込む場所から近いか」「家族が自分で取り出せるか」「収納後に衣類が湿らないか」の3点を確認します。収納場所が遠いと、畳まない方法でも片付けが後回しになりやすくなります。
畳まない収納で失敗しやすいポイント
収納ボックスに入れすぎる
ボックスへ無造作に入れる方法でも、容量を超えると衣類が取り出しにくくなります。中身が見えない場合は、衣類の種類や家族名をラベルで表示すると、探す負担を減らせます。
シワがつく衣類まで入れる
仕事着や外出着など、着るときにシワが気になる衣類は、畳まずに重ねるよりハンガー収納が適しています。畳む作業をなくすことよりも、着用時に困らない収納方法を優先してください。
家族ごとのルールが決まっていない
収納場所が決まっていても、家族が場所を知らなければ洗濯物が別の場所に置かれます。「靴下はこのボックス」「シャツはこのクローゼット」のように、衣類ごとの置き場所を固定すると続けやすくなります。
湿った洗濯物を収納する
乾ききっていない衣類は、畳まない収納でもすぐにしまわず、乾燥を続けます。厚手の衣類やポケットの内側なども確認し、冷たさや湿り気が残っていない状態で収納してください。
自分に合う方法の選び方
- シワを避けたい人:ハンガー収納を中心にする
- 下着や部屋着の片付けを簡単にしたい人:種類別のボックスに入れる
- 家族の洗濯物を分けたい人:家族別のカゴや棚を用意する
- 収納場所が少ない人:ハンガー収納とボックス収納を衣類ごとに使い分ける
- 片付けを家族で分担したい人:各自が取り出せる場所に分ける
最初からすべての衣類を畳まない収納に変える必要はありません。まずは、シワが気になりにくく、毎日使う部屋着やタオルからボックス収納に変えると、使い勝手を確認しやすくなります。
洗濯物を畳まない収納の基本は、掛ける衣類と、入れる衣類を分けて、収納場所を固定することです。ハンガー、種類別ボックス、家族別カゴを組み合わせ、衣類が乾いたらすぐ収納できる流れを作ると、畳む作業を減らせます。







